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株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

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オイルの話



ゴールドマンサックス証券のリサーチチームによると、WTI原油スポット
価格を09年に110ドル/バレル、10年に120ドルと想定しているが、
同時に、今後6~24ヵ月の間に原油価格が150~200ドル/バレルに
達する可能性が強まっていると、以前からここにも書いていた原油価格の
上昇傾向の見方を更に上方修正したようだ。また、08年下半期のWTI
原油価格予想を107ドル/バレル→141ドル/バレルに変更。08年末には
145ドル/バレルへ、更に09年末には153ドル/バレルに達すると予想して
いる。コモディティ価格の上昇は構造的要因にあると見ており、石油業界を
はじめとする資源産業において過去数十年にわたって低収益が続いた
ために、生産能力拡大に充てられるべき資本が不足し、2000年までに
余剰生産能力が失われたと分析。2000年以降に見られたコモディティ
価格上昇は投資刺激効果があったものの、急激な投資再開によるコストの
上昇に加えて、世界中の各国政府の保護主義的な政策により、現実には
インフラ投資が抑制されてしまっている。そのため、最終的には需要側の
行動変化を促すことになり、その時こそ資源小国・日本の技術力が強みを
発揮するときになるとの見解を示している。


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